世界陸上絶賛開催中です。
こんにちわ、もちゃんです。(@blokore)
私は、今回の世界陸上全然見れていません。女子マラソンも見逃してしまいました。
幸い、男子マラソンは見れそうなので見逃さないようにしたいと思います。
前回の世界陸上の時にミズノのスパイクの進化具合を記事にしてみたのですが、今回はアシックスの進化具合を見ていきたいともいます。
コレです。
2017年9月9日に日本人初の9秒台(9秒98)をマークした、桐生祥秀選手がその時に履いたスパイクがこれです。
アッパー(ソールを除いたシューズの上の部分)は東レの開発した新繊維を使い、生地の厚さを従来の4分の1ほどの0.5ミリメートルに抑えて軽量化を図り、従来品より片足20グラム軽減に成功したようです。
しかしソールの部分は、従来のスパイクとさほど変わり映えしません。
この辺に開発の余地があるとアシックスは考えたのでしょうか。
個人的には、アシックスは長距離シューズが得意で、ミズノは短距離シューズが得意というイメージがあったのですが、今回アシックスが画期的な短距離スパイクシューズを開発した模様です。
次世代スパイクがコレです。
アシックスが2018年の5月に発表した、「次世代スパイク」です。
このシューズの特徴が2つあり、ソール全体がカーボン仕様の所と、スパイクのピンがないという所です。
ピンのない代わりに、複雑な立体構造で仕上げた独自技術を採用しています。
ピンが刺さって抜ける時間すらもロスという考えのもとできた技術みたいです。
突起部分をズームしてみるとこんな感じになっています。
桐生選手曰く、このシューズに合った走り方をしないと、走れないらしいです。
これはマラソンで一世を風靡したNIKEのヴェイパーと同じですね。
残念ながら、2019年ドーハ世界陸上大会では100m準決勝敗退で終わってしまいましたが、本番は来年の東京オリンピックだと思ってるのでそれまでにブラッシュアップして行くと思っています。
これを書いている時点では、2019年ドーハ世界陸上の4×100mリレーがまだ残っているので、それも楽しみにしたいと思います。
感想
ミズノではギアの進化として、アッパーの大幅な軽量化が挙げられたのですが、アシックスはアッパーの素材に加えて、ソールのカーボン化・ピン無しと大幅にモデルチェンジしてきたように感じます。
陸上のスパイクのソール部分は長年私が現役の時代から大して進化はしていないので、この試みは非常に大きな一歩になるのではないかと思います。
生憎このモデルはまだ桐生選手しか履けていないので(400mのウォルシュ・ジュリアン選手も履いているのを確認しました)、もっと海外の有力選手にも履いてもらえるようにアシックスは努力しなくてはいけませんね。
かつてカールルイスのライバルだったリロイ・バレルと契約したように、USAの大物を是非スポンサードしてほしい所です。
それとも、東京オリンピックまでは日本人選手専用のシューズになるのでしょうか。
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