こんにちわ、もちゃんです。(@blokore)
今回は、東京オリンピックのマラソン代表選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(以下MGC)について、わたくし勘違いしていた部分があったのでそれの共有をしたいと思います。よろしくお願いします。
東京オリンピックマラソン代表への道すじ(全体)
MGCへの道①
去年(2017年)から行われているのが、マラソングランドチャンピオンシリーズ。男子・女子共に指定された大会があり、そこでそれぞれの大会で設定されてあるMGC参加資格記録以内で走れば、MGCへの参加が決まります。
出典:シャボン玉ニュース
※訂正 女子の大阪国際・名古屋ウィメンズマラソンですが、MGC出場権利は2:28:00(3位以内)・2:27:00(6位以内)の間違いでした。
MGCへの道②
また、ワイルドカードがあり、MGCシリーズ以外で以下の記録・条件が達成されれば、MGCへの参加ができるようになります。
出典:シャボン玉ニュース
MGC開催(2019年9月15日)
上記のMGCへの道①,②の選手たちでMGCが開催されます。男女代表のうち、各2枠を決定する代表選考のレースです。優勝すれば、東京オリンピック代表に内定します。
2位,3位のうち「派遣設定記録」を突破した最上位者が代表に内定します
「派遣設定記録」突破者がいない場合は、2位の選手が自動的に代表に内定します
ここが分かりにくいです。派遣設定記録というのが男子2時間05分49秒、女子2時間22分22秒。これが基準となりますが、実質MGCの上位2名が代表になるって考えで良いみたいです。早期に決定した各2名は、オリンピックに向け十分な準備期間を得ることができます。
MGCファイナルチャレンジ開催(2019年冬~2020年春)
残りの1枠をかけて、MGCファイナルチャレンジが開催されます。対象となるのは、男子3大会(福岡国際マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン)、女子3大会(さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン)です。
わたしは、MGCで上位の3人が代表になると勘違いしていました。MGCではとりあえず2人確定しておいて、MGC3位の人はのちに行われるMGCファイナルチャレンジの結果次第で(派遣設定記録の突破者無しの場合)代表になります。もしもMGCファイナルチャレンジで派遣設定記録突破者が複数人出た場合は、最速の記録保持者が残り1枠の代表となります。
感想
今までの選考方法は、タイム・実績・安定性を総合的に評価しての選考で、物議を呼ぶことがあったのですが、今回の選考方法は一発勝負の勝負強さ(MGC)と、タイムでの選考(MGCファイナルチャレンジ)となります。なんだか、分かりにくいですのでMGC一発勝負で上位3人の方が分かりやすかった気がします。今後の代表選考はこの方法で定着するのかはわかりませんが、今までの選考方法よりかは良いと思います。最後に今現在のMGC参加資格有者を並べていきたいと思います。
MGC参加資格有者(2018年10月現在)
男子
01 村澤明伸 日清食品グループ 2:09:47
02 大迫傑 Nike ORPJT 2:05:50
03 上門大祐 大塚製薬 2:09:27
04 竹ノ内佳樹 NTT西日本 2:10:01
05 園田隼 黒崎播磨 2:09:34
06 設楽悠太 Honda 2:06:11
07 井上大仁 MHPS 2:06:54
08 木滑良 MHPS 2:08:08
09 宮脇千博 トヨタ自動車 2:08:45
10 山本憲二 マツダ 2:08:48
11 佐藤悠基 日清食品グループ 2:08:58
12 中村匠吾 富士通 2:08:16
13 川内優輝 埼玉県庁 2:08:14
14 岡本直己 中国電力 2:11:29
15 谷川智浩 コニカミノルタ 2:11:39
16 大塚祥平 九電工 2:10:12
17 中本健太郎 安川電機 2:08:35
18 藤本拓 TOYOTA 2:07:57
女子
01 前田穂南 天満屋 2:23:48
02 松田瑞生 ダイハツ 2:22:23
03 安藤友香 スズキ浜松AC 2:21:36
04 関根花観 日本郵政グループ 2:23:07
05 岩出玲亜 ドーム 2:24:38
06 野上恵子 十八銀行 2:26:33
07 鈴木亜由子 日本郵政グループ 2:28:32
08 小原怜 天満屋 2:23:20
※時間はフルマラソンの自己ベスト
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