みなさんの所は台風大丈夫ですか?
こんにちわ、もちゃんです。(@blokore)
台風真っ只中の12日にオーストリア、ウィーンのプラーター公園で開催された「INEOS 1:59 Challenge」。
マラソンの世界記録保持者である、エリウド・キプチョゲ選手が、Breaking2(フルマラソン2時間切り)に挑戦しました。
さて、結果はどうなったでしょうか?
キプチョゲ選手とはどんな選手なの?
ケニア出身の34歳。2012年よりマラソン競技に転向し、公式のマラソンでは12戦11勝の成績。
2018年9月のベルリンマラソン優勝記録の2時間01分39秒は世界記録となっています。
2017年5月に行われた、NIKE主催の非公式のマラソン2時間切り企画である、「Breaking2」では、2時間切りならずも、2時間00分25秒でゴールしています。
キプチョゲ選手のラップとスプリット
05k | 14:10 | |
10k | 28:20 | 14:10 |
15k | 42:34 | 14:14 |
20k | 56:47 | 14:13 |
25k | 1:10:59 | 14:12 |
30k | 1:25:11 | 14:12 |
35k | 1:39:23 | 14:12 |
40k | 1:53:36 | 14:13 |
finish | 1:59:40 | 6:04 |
感想
キプチョゲ選手、見事sub2達成しました。おめでとうございます。
現世界記録よりも1キロ当たり2秒早く走ったことになります。1キロで2秒短縮はとても早く感じます。その積み重ねで見事sub2達成。人類の壁を突破しました。
この記録は、キプチョゲ選手だけのものではありません。実際に走った35人のペーサーと控えの5人のものです。
その中の一人に、日本人選手がいます。村山紘太選手(旭化成)です。13-18kmのペーサーを担当していました。お疲れさまでした。
また、今回の企画で新しいギアが投入された模様です。ペーサーの皆さんはお馴染みNIKEのヴェイパーネクスト%を履いていましたが、キプチョゲ選手は、NIKEの新しいギアで走りました。
前足部に何やらAIRみたいなのがついていることが分かります。今後、このシューズが今のヴェイパーネクスト%のポジションにつくのではないでしょうか。
α-FLYという名前のようです。次々と新しいギアが開発されてきますね。日本メーカーも負けずに頑張ってほしい所です。
陣形もX型になって走っていました。キプチョゲ選手のレベルになると、空力抵抗が問題になってくるのでしょうか。ペーサーが前からの風と巻き込みの風をキプチョゲ選手から守っていました。
この辺の小さなことでもちゃんと計算しての積み重ねが記録達成に繋がったんだと思います。
キプチョゲ選手、今後はオリンピックでマラソンの2連覇が目標になると思います。そして自身の公式の世界記録の更新でしょうか。この選手からますます目が離せませんね。
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